さんふらわあさつまde弾丸クルーズ#5 12年ぶりの志布志で(上)

志布志駅は12年前も今も変わらず無人駅。
改札もない。
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志布志駅の時刻表。最果て感が半端ない
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下は2006年10月撮影。このときはまだ「改札跡」があった・・・
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12年前になかった、このきれいなトイレ。
男子・女子ではなく男志・女志としているのは
ここが志布志だから。
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こちらも12年前にはなかったもの。
志布志駅の年表も取り付けられていた。
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年表の下には無人の志布志観光案内所のようなスペースが。
観光パンフレットも充実!
浪人は12年前に自分が作った船内誌「さんふらわあ」に新たに、
現在の志布志マップをここでいただき、歩き始めることにした。
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志布志駅ビフォーアフター
こちらが2018年。
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下が2006年の志布志駅。
駅前の種田山頭火の句碑は撤去されたのではなく、駅舎に右に移動整備された。
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るるぶにも、まっぷるにも載っていない志布志の町ガイド。
実はかなり渋めの史跡がいっぱいの港町だ。
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いま日本では西郷どんがブレイク中だが、
肝っ玉西郷どんのスケールをはるかに超える
その名も「日本どん」の墓があった!
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2016年に飛鳥Ⅱで訪れた道東の港町・釧路は石川啄木の句碑が市内あちこちにあった。
その南日本版が志布志かもしれない。
啄木と同じ漂泊の人・種田山頭火は志布志に滞在し、多くの句を残した。
しかしまあ、山頭火に言われなくてもこの辺は本当にお墓ばかり・・・
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かつて琉球や海外との密貿易でさかえた志布志。
今は人気の少ないさびれた通りも、
かつては密貿易商人の邸宅が軒を並べていたとか。
この家もかつての殷賑ぶりを思わせる。
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志布志湾にそそぐ川沿いに番所があった。
もちろん密貿易を取り締まるため。
それにしても12年前はもっと案内板もきれいだったが・・・
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宝満寺
明治2年の廃仏毀釈で徹底的に破壊され、
それ以来時が停まったかのような雰囲気。
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この12年間、いろんな出来事が日本でも世界でも個人的にもあったが
このお寺はまるで何もなかったかのようだ
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しかし何もなかったというのは、こちらの勝手な思い込みであった。
苔むした階段を上がったところには石仏がいっぱいあって
見ごたえ充分だったが・・・12年の歳月は時に残酷だ。
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まあそれでもこのお寺に再び来ることができたので
下の仏様のような心持ではある。
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12年前にこれはなかった

12年前は見落とした「志布志発祥の地」に立つ!
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志布志市内に数多く残る石敢當。
沖縄では「いしがんとう」だが
志布志では「せっかんとう」と呼ぶ。
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金沢のような立派なものではなく、
あちこちくたびれてはいるが
武家屋敷も残る
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朽ちかけた感じが何とも言えない若宮神社
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変わった感じの名前が付いた石
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12年前に撮影したこの石のいわれ
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いまにも古武士が飛び出してきそうな
古びた武家屋敷の町並み
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水汲み場にも山頭火
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街角にはところどころ廃仏毀釈で破壊されたままの仏像やお地蔵さんが。
西郷どんは明治維新の立役者としてヒーロー扱いだが、
同じ鹿児島県では明治維新が引き起こした廃仏毀釈という負の歴史もあったのだ。
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明治の洋館「東郷医院」
今は隣に「東郷クリニック」として開業中。
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それではいよいよ志布志散策のクライマックスシリーズへ。

<つづく>

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この記事へのコメント

はな
2020年05月03日 11:12
初めましてm(_ _)m志布志出身の者です。コロナの影響で地元に帰れずホームシック急加速する中、こちらのブログに辿り着きました。田舎の小さな町をこんな丁寧にピックアップしブログに残してくださり、ありがとうございます!何も無い町だと思い込んでいましたが、見慣れた風景の中に、色々な歴史がある事、貴重な物が残っている事を教えていただきました。地元の人しか行かないようなレアな場所まで写真で見ることができて、とても嬉しかったです!次、地元に帰った時は、油津の方にも足を運んでみようと思います。あんな素敵な場所があったなんて初めて知りました。ありがとうございます!
航海作家カナマルトモヨシ
2020年05月04日 22:01
はなさん。拙ブログへの訪問、誠にありがとうございます。
約2年前の「ぶらり途中下船の旅」が、こんなに感謝されるなんて!
浪人もびっくりするやら、うれしいやらです。

志布志、本当にいいところですね。
2006年に船内誌「さんふらわあ」の取材でじっくりめぐって、そう思いました。
またゆっくり歩いてみたいなあ、という思いがかなったのは12年後の2018年。
時代の流れか、今回は商船三井公式HP「カジュアルクルーズさんふらわあ」の取材での再訪となりました。
歳月は流れても、歴史のあるたたずまいが素敵な港町であることは変わりませんでした。

志布志と油津の「ぶらり途中下船の旅」については
カジュアルクルーズさんふらわあにも寄稿しています。
こちらも、時間のあるときにご一読いただければ。
https://www.mol.co.jp/casualcruise-sunflower/article/go/shibushi-aburatsu/

一日も早く、この歴史ある港町に里帰りできることをお祈りします。

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