航海作家カナマルトモヨシの船旅人生

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zoom RSS さらばコペンハーゲン愚連隊:コスタネオロマンチカでウラジオ&南北コリアをゆく23(終)

<<   作成日時 : 2017/06/28 20:59   >>

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素晴らしい景観を見せてくれた五老スカイタワーから
ツアーバスは夕やけに照らされた西舞鶴の町並を抜け
港へと急ぐ。
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この「かに道楽」っぽい看板、束草の港を思い出させる・・・。
あの町にいたのは、たった3日前のことなんだな。

港の近くで、事故渋滞にはまる。
停車を余儀なくされたバスの窓外には・・・
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目が停まったのは「コスタネオロマンチカ歓迎」のほうではなく、その隣。
昨年末、北陸新幹線の舞鶴ルートは消滅した。
しかし諦めきれないのか、まだ垂れ幕が。
富山や金沢から新幹線で舞鶴に直行、も夢物語。
しばらくはイタリアンシップで舞鶴に行くことになりそうだな。

午後6時過ぎ、舞鶴港に到着。
バスを降りると、コスタネオロマンチカの大きなお尻が見えた
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ツアー客はいそいそと船に戻るが、
1年中でもっとも日没が遅いこの時期、
夕やけがきれいな西舞鶴の街をぶらり散歩することにした
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寺町コースをちょっとだけ歩いてみよう。
どうでもいい話だが、港の近くに「ポリス交番所」なるポリスボックスがある。
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ほとんど人気のない寺町の道を歩いているうちに桂林寺についた
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1401年創建の禅寺。
関ヶ原の戦いに際し6世住持の大渓は田辺城に籠城した細川幽斎を支援。
その功績に対し仏涅槃図や梵鐘が細川家から寄進されたという
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ここ西舞鶴には田辺城という、天下分け目の関ヶ原合戦の前哨戦が行われた史跡がある。
歴史マニアのS辞意が、当然このスポットに目をつけぬワケはない。
下船すると、まっさきに向かったのが田辺城。

しかし、その田辺城もこの桂林寺を含んだお寺の数々も
Sじいが想像していたものに比べると、ちょっとわびしいものだったらしい。

早々に歴史散歩が終わってしまったSじいは
余った時間を京都丹後鉄道に乗って、ぶらり途中下車の旅を決め込んだ。
せっかくなら天橋立を一望できる宮津駅まで行けばよかったのに、
あまり本数もないローカル線だから帰船リミットに間に合わぬのもばからしい
と、途中の丹後由良という駅で降りてぶらぶらして西舞鶴に戻ってきたという。

さて、浪人。
そんな寂れた寺町の散歩を楽しんで、
高野川倉庫群に出た。
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静かな倉庫群を眺める。
先ほど幕を閉じた「5月27日にまつわるウラジオ・朝鮮半島・宗像大社そして舞鶴」の旅。
その感慨にふけるのには、西舞鶴のややわびしい古い町並がふさわしい。
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クルーズ客船の寄港が急増する舞鶴だが、
海軍の町だった東舞鶴に比べると、
西舞鶴はH氏の言葉を借りれば「さびれっぷりがハンパない」
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そのH氏、そのさびれっぷりハンパない西舞鶴をぶらぶら歩き、
Sじいと合流してから町中の銭湯で入浴。

そこでなぜか、メタボが気になって自転車をこいで東舞鶴から銭湯通いしている男性と湯船に浸かりながら談笑。
H氏は8番のコインロッカーを使っていたのだが、
H氏が風呂から上がったときにちょうどやってきた中年男性が
驚いたように小さく、だが、はっきりと言葉を発した。
「おれの8番がぁ〜!」

どうやら8番はこの町では彼の指定ロッカーだったらしい。
きょうも8番は自分が使うものだと思っていたのだが、
まったく見ず知らずのよそ者が使ってるではないか!
怒りというよりも、全くの想定外の出来事に、「おれの・・・」としか言えなかったのだろう。

いつもは冷静なH氏も
「あっ、すぐ出ます!すいませんすいません」
と、その場を去ることしかできなかったそうな。

まあ、温泉でなぜか地元の人たちと交流を楽しんで、
観光度ゼロだが本人的には満足度の高い滞在になったH氏であった。

まもなく午後7時。
浪人は黄昏迫る舞鶴港に戻る
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今日は土曜日
親子でコスタネオロマンチカを見に来た模様
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このneoの取って付けたッぷりがいい
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こうやってこの船をじっくり眺めるのも
今クルーズではおそらく初めてかと。
明朝には下船なのだが
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キャビンに戻ると、他の愚連隊員2名はまだ戻ってきていなかった。
そこでコペンハーゲンの中央ロビーで座っていたら、H氏が帰ってきた。
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Sじいは「俺はひとりでピザを食べます」ということで、
コスタネオロマンチカ最後の晩餐は2名で

これがラストディナーのラインナップ
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無事、舞鶴までの日程を終えたことを祝して乾杯!
なお、つくづく酒の飲めない日本人・H氏はノンアルコールで
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バカ話に花が咲き、楽しくラストディナーを終えた。
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なお「ひとりピザ」のSじいはビールをお供にひとりでピザを2枚頼んだらしいが、食べきれなかったそうな・・・
当たり前だが。

舞鶴出港は午後10時。
夜も遅く、船客はあまりデッキに出ていない。
船尾のリドバーモンテカルロにいるのは浪人、
そして乗船していたテレビクルー数人ぐらい
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午後10時過ぎ、舞鶴市の職員の方々に見送られ出港!
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なお、テレビはBS12の「クルーズ×クルーズ」という番組だそう。
8月に放映されるそうだ。
こんな毒舌やバカ話満載の浪人ブログに比べ
テレビではクルーズの素敵なシーンをたくさん見られるはずである。
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舞鶴出港直後、イタリア広場では「ベニスのカーニバル」が始まる。
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2013年春のクルーズプラネットチャーターのコスタ・ヴィクトリア日本一周では、
船客がベネチアンマスクを手作りして、それをつけてスタッフと船内を練り歩いていた。
昨夏のコスタ・ヴィクトリアではマーチはなかったものの、
中央ロビーに多くの船客がマスクをつけて集まり、踊り狂っていた。
それに比べると、船客もそれほど多くないこともあるが、
何ともこぢんまりとしたカーニバルという印象は否めない・・・

しかもベネチアンマスクは値段は忘れたが、
イタリア広場にて、けっこうなお値段で販売されていた。
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もちろん愚連隊は誰もカーニバルには参加せず、ヴェネツィアならぬコペンハーゲンへ。
何しろ明日朝8時には住み慣れたキャビンを明け渡さなければならないのだ

浪人とH氏はクルーに下ろしてもらう荷物を廊下に出して睡眠の準備。
いっぽう、やたらでかいスーツケースを自分で運ぶことにしたSJは、
パソコン3台もあり、荷造りにやや手間取っている。
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それではブォーナ・セーラ


おはようございます!
いよいよクルーズ最終日。
コスタネオロマンチカは、金沢港に接近中
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キャビンに届いていた明細書。
浪人は問題なかったが、H氏の明細には身に覚えのない請求が・・・。
いっぽう、Sじいは明らかに請求額が少ない。
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ということで、キャビン撤収直前になって、2人はインフォメーションカウンターに確認へ。
原因はすぐにわかった。
Sじいが現在暮らしている国の文字でクルーズ中はサインをしていたのだ。
それが処理に混乱をもたらし、なんとH氏へ請求がいってしまったのだ。
「今後は自分のパスポートと同じサインをして下さいね!」
と、年下のH氏にお灸を据えられたSじい。
不機嫌な表情のままキャビンを出る

最後の朝食はもちろんボッティチェッリにて。
アップルジュースを所望すると、フィリピン人ウェイターが
「パイナッポー、ペンパイナッポーアッポーペン」
と鼻歌を歌いながらサーブしてくれた。
ピコ太郎はいまや世界で最も知られた日本人アーチストかもしれない
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重いスーツケースを引きずっているうえ、
H氏に説教をくらい、かなりカーッとなっているSじい。
フィリピンのウェイターがせっかくPPAPを披露してくれたのに、
なぜかPCと仏頂面でにらめっこのまま。
そしてあまり食事に手も付けないで、下船集合場所のイタリア広場へ直行。

身軽な浪人とH氏はこれまた慣れ親しんだチョコレートバーでエスプレッソを。
すでにコスタカードがクレジットカード機能を失っているため、現金(米ドル)ニコニコ払い
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金沢入港が午前8時。そして下船が9時10分過ぎ。
トイレ故障騒動が勃発した昨夏のコスタ・ヴィクトリアに比べ、
※トイレ故障騒動はこちらで(笑)
http://rohnin1966.at.webry.info/201610/article_9.html
あっけないほど平和な下船となった。

そして愚連隊3人はタクシーで、金沢駅前のアパホテルへ。
別のホテルをとっていた、Sじいはそのままタクシーに乗って市内へ向かった。
ちょうど1週間前、コペンハーゲン愚連隊が結成されたのと同じ場所で
愚連隊から最初の離脱者が出た。
H氏はアパホテルに今夜1泊し、百万石まつり最終日の金沢を満喫する予定だ。
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浪人はH氏と金沢駅で別れ、これにてコペンハーゲン愚連隊は完全消滅した。
そして富山行き新幹線「つるぎ」に乗って、1週間ぶりに実家へGO!
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富山駅の改札を出ると、岸壁の母ならぬ浪人の母&弟が待っていた。
1週間前、実家の最寄り駅前で見送ってくれたときと同じく元気な表情だった。
朝鮮半島情勢が緊迫するなかのクルーズだっただけに、かなり心配したのだろう。
でも浪人は無事に戻ってきた。
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これにてコペンハーゲン愚連隊のどうでもいいお話は終わる。

(さらばコペンハーゲン愚連隊 完)

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