航海作家カナマルトモヨシの船旅人生

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zoom RSS さらばコペンハーゲン愚連隊:コスタネオロマンチカでウラジオ&南北コリアをゆく15

<<   作成日時 : 2017/06/17 17:40   >>

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6月は海の上で迎えた。
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本来ならば、右手には朝鮮半島が見えるはずだが・・・。
このような霧では何も見えん!
船も汽笛を鳴らしながら進む。
これでは、この辺を遊弋しているカールビンソンやロナルドレーガンも見つけられない
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船内でシャノアール(黒猫:イタリア語ではガット・ネロ)発見!
今夜はここで夕食をとることが、
愚連隊で取り決められた
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その内装
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カラオケバーでは、いつものシニアのへたくそな歌声とは違い、
なかなか素敵なピアノの音色が聞こえてくる。
実はH氏が徒然なるままに演奏しており、
その音色につられて、船客がゾロゾロとやってくる。
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演奏を終えて顔を上げたH氏、
いつのまにか急増している聴衆にビックリ仰天!
「もっと弾いて」とせがむおばさまも。

「いやいや、どうもすいませんでした・・・」
と、頭をかきながらカラオケバーから退散するH氏。
なお、ピアノの調律が悪いため、ときおり妙な音が出るが、
それはH氏の技術によるものではないことを付け加えておこう。

今日もランチはボッティチェッリで。
いつのまにか霧が晴れ、船は釜山港に入ろうとしていた
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それにしてもトマト&バジルのスパゲッティはうまい!
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スパゲッティに舌鼓を打っているうちに
釜山港大橋を通過。
もうここは何度も来ているので、デッキに出る必要もない。
ゆっくりランチタイムを楽しもう
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総トン数5万7000の客船なので、釜山港大橋をくぐり、
釜関フェリー「星希」やパンスター・ドリームが停泊する国際旅客ターミナルへの停泊ができる。
小船っていいな☆
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13時ジャスト、船はパンスター・ドリームを左手に見るバースに着岸。
あわてることはない、これからドルチェだ
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実は今回のクルーズ船客のパスポートには、韓国の出入国スタンプが押されていない。
というのもパスポートコピーにそれらが押され、
釜山での出国審査時にコピーは回収されてしまったからだ。
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画像のスタンプは貴重な束草のもの。
このクルーズ、束草で一度出入国審査があり、
もう一回釜山で韓国入国という2度エントリーとなるため、
このような変則的なことになったのか?


さて、釜山の下船時には、あの暴走老人たちの姿がほぼ消えた。
実は昨晩遅く、あまりの暴走老人の危険なダッシュを見かねた愚連隊を代表してH氏が、
カウンターにいるスタッフにこう提言したのだ。

・このまま暴走老人を放置しておけば、今後必ず大けがをする船客が出るであろう。
束草下船時に突き飛ばされたおばあさんは幸いケガはなかったけれど、このようなことが繰り返されることは間違いない。
・また、小さな子どもを連れた家族も多く乗船しているが、小さな子どもが暴走によって事故に巻き込まれる可能性も否定できない。
・このような事故を未然に防ぐためにも、デッキ3の下船口にいたる階段など導線には必ずスタッフを置いておくことが肝要と思われる。

この話を聞いたスタッフは「余計な仕事を増やしたくないな〜」と露骨にイヤな顔をしたという。
しかしこの日、階段には必ずコスタのスタッフが配置され、
2つある階段も1つは封鎖され、順序よく並ばないと下りられないよう工夫していた。

こうして、ウラジオ・束草に比べて自由行動者が圧倒的に多いはずの釜山において、
先の2寄港地におけるような下船時のカオスは発生しなくなったのである。

平和を取り戻したコスタネオロマンチカの下船風景。
愚連隊はひとり1100ウォンの循環シャトルバスに乗って
地下鉄(厳密には釜山都市鉄道)の中央駅で下車。
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H氏は甘川洞文化マウルへ。
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※昨年12月、フェリーズの取材で浪人が訪問した際に撮影したもの

浪人とSじいは地下鉄を乗り継いで、西部バスターミナルにやってきた。
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釜山西部バスターミナルからバスで1時間ちょっと。
鎮海(チネ)という町に降り立った浪人とSじい。
しばらく歩いていたら、なんか懐かしい風景に出会う。
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日本の植民統治時代の名残・日本家屋の長屋(1階が店舗、2階が住居)が
このように保存されているのは、韓国でもかなり珍しいとのこと
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鎮海といえば桜の名所。
日本統治時代に桜が植えられ、名所として知られた。
韓国独立後、例によって「日本統治の象徴=悪」ということで残らず伐採されたそうだが、
後の調査で桜は済州島のものということがわかり、
あわてて再び桜が植えられ、戦前のような桜の名所としてよみがえったという。
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日本の植民地支配はたしかに悪だったかもしれないけど
桜の木には罪はないよなあ・・・

日本長屋の前にある木も、春になれば満開の桜となるはず
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市内中心部にあるロータリーに面し、
一見、ウラジオストクに戻ってきたのか?と思わせるロシア風建築物がある。
これは1912年に建てられた鎮海郵便局。
現在、新しい郵便局がこの隣で営業していた
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そして鎮海といえば韓国の軍港都市。
海軍の町らしいディスプレイをした商店も。
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今回のクルーズは、ウラジオストクや舞鶴と軍港都市をめぐる。
では韓国も・・・ということでこの町にやってきた次第。
しかしそれはあくまでも「表向きのテーマ」でしかない・・・

こちらも海軍の町っぽいね
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こちらは1920年代に建てられた八角亭という料亭。
いまはセスヤン会館と名乗る。
1階にはユッケジャンとか書いてあるから、食堂のようだ
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元海楼は台湾の蒋介石総統や
韓国の李承晩大統領が訪れたことで有名な中華料理店で、1956年の創業
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チャジャンミョン(ジャージャー麺)、うどんがともに5000ウォン。
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おっ、これは悪の日本帝国の官憲をこらしめる!って銅像だな
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ハイ正解
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この通りには、日本統治時代の写真と現在の写真を並べたパネルが並ぶ。
こちらは八角亭のいまむかし
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鎮海郵便局の解説
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日本語の案内もあるのがありがたい
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ここは「近代歴史テーマ通り」。
鎮海の歴史に関するパネル展示が並ぶ、オープンエアの博物館だ
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これは虎?それともネコ??
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人通りの非常に少ない鎮海のストリート。
でも桜の時期は、身動きが取れないほどの混雑を呈するとか・・・
いまは6月1日。
浪人たちは電信柱の桜を愛でつつ、歴史散歩(マジカル・ヒストリー・ツアー)だ
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(続く)

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