航海作家カナマルトモヨシの船旅人生

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zoom RSS さらばコペンハーゲン愚連隊:コスタネオロマンチカでウラジオ&南北コリアをゆく14

<<   作成日時 : 2017/06/17 09:44   >>

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北朝鮮を望む高城統一展望台から、
コスタネオロマンチカが見える束草の海岸に戻ってきた。
ここで、タクシーを降りる。
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旧国際旅客ターミナル→花津浦城(金日成別荘跡)→高城統一展望台→イマココ!で3時間半。
タクシーのメーターは14万ウォン近くを示していた。

こんな愚連隊に付き合って北朝鮮手前までタクシーを飛ばしてくれたホンさんに、16万ウォン手渡した。
「2万ウォン多いよ?」と言ったホンさんに対し
「これでお子さんに美味しいものでも食べさせてあげて」とこちらで説明。
統一展望台への入場申請所で
書類に記入していたホンさんのスマホ待ち受け画面には
お子さんの画像があったのを見ていたこともある。

とにかくホンさんには感謝の気持ちしかない。
ホンさんも笑顔になり、ここでお別れ。
愚連隊は去りゆくタクシーに手を振って見送った。


ここは・・・なんだか一時期、日本でも大人気となった韓流ドラマのロケ地だったそうな。
そういえば束草入港直前、訪韓歴豊富でかつてここを訪れたことがあるというシニア男性が
「以前はドラマの影響で日本人観光客も多かったけど、いまはさすがにこなくなったでしょうね」と語っていた。
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それに代わり、束草に昨年7月、多くの韓国人が押し寄せた。
というのも当時の韓国で唯一、この町だけでポケモンGOがプレイできたからだ。
※「ポケモンGO」聖地となった束草、サービス前の韓国でプレイ可能に
http://japan.hani.co.kr/arti/economy/24626・・・

この地の名はアバイマウル。
マウルは村。
アバイは北朝鮮の方言で「おじいさん」「おじさん」。
オジサン村とでも言えばいいのかな
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この集落には、北朝鮮の料理を味わえる食堂が建ち並ぶ
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アバイ村から青草湖を望む。
真っ正面にはエキスポタワー。
その背後に、なんだか船のようなかたちをした建物がある
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アバイ村を散策する愚連隊。
のんびり日向ぼっこをするノラネコ
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アバイ村の路地裏
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ここで村人であるおばあさんと
彼女にピッタリついてくる犬が現れる。
そしておばあさんはニコニコしながらH氏と並ぶように歩き、
犬もH氏に親しげについてくる。

2年前のダイヤモンド・プリンセスのクルーズでも
弘前、秋田と犬を連れたおばちゃんになぜか好かれたH氏だったが、
それは海外でも同じだったのだ(笑)

しかも、おばあちゃんが家に入ってしまっても
犬だけはH氏についてくる。
ええ、おばあちゃんの飼い犬じゃなかったのか!

アバイ村の犬。H氏についてきたのとは別の犬。
暑さにちょっと参っているのか?
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アバイ村にあった横断幕。
コスタネオロマンチカのとなりはホ(号)
丸で囲まれた文字は左からファン(歓)ヨン(迎)
そして一番下は
ソッチョハン(束草港)イプファウル(入港を)ファニョンハムニダ(歓迎いたします)
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すぐそばに日本語の横断幕もあった。
ちょっと訳が簡略化されている。
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アバイ村はオジンオ(イカ)が名物。
ここで、客寄せをしていたおばちゃんに声をかけられ、
このお店でアバイ村の名物をいただくことにした
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それがアバイスンデ!
これでも(小)、1万5000ウォン。
スンデとは韓国式ソーセージと思っていただければ・・・
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アバイスンデ、マシイッソヨ!
これはマッコリが合う!!
ということでマッコリも注文。
お酒をたしなまないH氏はジュースなので
この量を浪人とSじいで分ける。
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小さな食堂の窓外には
ハムフンネンミョン(咸興冷麺)の看板。
咸興は現在北朝鮮にある町。
アバイ村は朝鮮戦争時に北から避難してきた人々が形成した村落なので、このような料理もいただける
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北朝鮮名物のひとつと言えば平壌冷麺。
以前、金正日の誕生日を祝う席で、歌手が
「平壌冷麺は世界一おいしい、あまりの旨さに隣の人が死んでも気づかない」と歌っていた。
愚連隊がアバイスンデとマッコリをいただいたお店にもハムフンネンミョンがメニューにあった。
※箸入れに書かれている左から4番目がハムフンネンミョン
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小さな食堂でアバイスンデとマッコリに舌鼓を打ったあと、
店のおばさんにさようならを言って、
自主ツアー「束草で北朝鮮を感じる」最後のイベント会場に向かう。
そこがここ。牛車の背後には、朝鮮戦争で北から逃れてきた避難民の写真がある。
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イベント会場のもう(牛だけにw)ひとつの目印が、逆タイタニック像。
日本でも大ヒットしたという韓流ドラマ「秋の童話」にこんなシーンがあるのだろう。
浪人は見たことないので、これ以上は何とも言えない。
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ここはケッペという小さな渡し船乗り場。
アバイ村は離れ小島にある。
かつてはこのケッペで本土と行き来していた(いまは橋も架かっている)。
アバイ村から対岸までの運賃は200ウォン
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いかだのような簡素な渡し船は、うぐいす色の制服を身につけた船頭さんが、
地上につながったロープを引いて手動で進む。定員は35人。
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すっかり酔っぱらったSじいは、ロープの上で写真を撮っていて、
何度も船頭さんに「どきなさい」と注意されていた。
何とも風情のない話だが、たそがれ時のケッペの旅はとても風情があった。
この船旅は2分ちょっとで終わる。

アバイ村へと引き返すケッペ。
慣れている人は、船頭さんの代わりにロープで操船する
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H氏とSじいが船着場のそばにあるセブンイレブンで買い物をしているあいだ、
浪人はケッペを見送っていた。
あっけない船旅ではあるが、浪人はこれに乗りたくて束草に行きたかったのだ。

2009年に北東アジアフェリーが突然運休したことで幻となった束草行き。
http://rohnin1966.at.webry.info/200912/article_12.html
8年越しの「ソクチョ・リベンジ」、ここに完結!

では、あの船に帰ろう。
アバイ村から新ターミナルまでは徒歩ですぐ。
しかし、ここから20分ほどの旧ターミナルに戻らねばならない。
そこで、コスタの船客は一度、韓国出国手続きをしなければならないからだ。
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どことなくわびしい風情のアバイ村とは対照的に
束草の市街は、韓国のどこにでもあるような地方都市の雰囲気。
そんな中心街を抜けて、旧ターミナルに。

マッコリの飲み過ぎか、ちょっとSじいの足元がおぼつかない。
道路を横断するときも、車が来ているのに渡ろうとする。
「危ないですよ!」とH氏が声をかけると
「大丈夫です!!」と2倍くらいのボリュームで返事をするSじい。
声が大きいということが、すでにヨッパライの証拠だ。

旧ターミナルに到着。
「束草のかに道楽」の現代車が停まっていた。
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このあと、旧ターミナルでいったん韓国の出国審査を受け、
シャトルバスでアバイ村のそばまで行き、ここで大きくUターンして新ターミナル前に。
時間的にも距離的にも無駄が多い。
新ターミナル早く完成しないかな。
予定では今年7月完成と言っているが、実際に工事の進捗状況を見ると、どうかな?って感じ。
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午後8時少し前に帰船。
すでにディナータイムとなっていた。今夜はイタリアンディナーだな。
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本日もパスタ(この日3回目)
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アバイ村でスンデやらマッコリやらをたんのうしたにもかかわらず、
イタリアンディナーも満喫する愚連隊。
こちらはドルチェのマカファメ(イタリア家庭料理風パンプディング)
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出港は定刻よりも30分ほど遅れの21時30分。
「かに道楽」の看板がライトアップされて、コスタネオロマンチカを見送る
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防波堤では花火を打ち上げて、出港を祝う地元の人々も。
浪人とH氏は、暗闇で誰だかわからないが
束草の人たちに手を振った。

束草の夜景を見ながら、船はこれから半島に沿って南下する
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このあと、H氏とキャバレーヴィエンナでのショー鑑賞。
さっきまで北朝鮮を肌と舌で感じていたが、船内はまったくの別世界だ
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右舷側にある半島と、船内の大きなギャップ。
それもまたクルーズならではの体験である。
明日はもうひとつの韓国の寄港地・釜山だ
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お休みなさいの前に、
H氏は本日の最後のひと仕事ということで、
コペンハーゲンデッキのインフォメーションカウンターに向かう。

ひと仕事の内容とは・・・?
それは釜山でわかるはず。

(続く)

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