航海作家カナマルトモヨシの船旅人生

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zoom RSS さらばコペンハーゲン愚連隊:コスタネオロマンチカでウラジオ&南北コリアをゆく12

<<   作成日時 : 2017/06/16 09:54   >>

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5月最終日の朝がやってきた。
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朝食後、デッキに出て日本海を眺める。
母子(もしかしたらおばあちゃんかも)で、シャボン玉を膨らませて飛ばしていた。
緊張の日本海で、心なごむ光景。
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デッキ9船尾のカラオケバー。
(正式名称はタンゴディスコラウンジなのだが)
今日の入港は13時ということで
午前中をのんびり船内で過ごす。
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カラオケバーにあるピアノ。
このように表示されているので、乗船者の小さな子どもが勝手気ままに弾いていたら、
そこにいたシニア男性に「うるさい!」と一喝されるという事件が起きた(H氏目撃談)
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演奏がいくらむちゃくちゃだったとしても、小さな子どものやること。
それを怒鳴るなんて大人げないし、
子どもも楽しいクルーズの思い出がこのオヤジのおかげで台無しじゃないか。

それにしても「老成」とか「大人の成熟」とか
そんないい年の取り方ができていないシニアが
このクルーズでは数は多くはないが、目立った。

なお、けさ目覚めたときの船の位置はこちら。
昨晩ほどではないけれど、
かなり北朝鮮に近いな。
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まあ、イタリアは北朝鮮と国交があるので、
敵視している国家の民(日本人)が多く乗船しているからといって、
さすがに「ピアノ怒鳴りオヤジ」みたいな攻撃的なことはしないだろ(笑)

緊張の日本海は曇天かつやや肌寒いが、
なぜかみんなプールサイドに出てくる。
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やがて右舷側に、うっすらと陸地が見えてきた。

「あれ、北朝鮮やろ?」と
ちょっとの恐怖心と
大いなる興味をもって
関西弁で言いあうおばちゃん乗客があちこちに
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実はもう韓国沖に達していたコスタネオロマンチカ。
見える陸地も北緯38度線以北とはいえ、韓国
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そしてプールデッキでは、昨夜原因不明の中止に追い込まれた「氷の彫刻」イベント開始
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と、同時にパンを振る舞い始めた。
船客の長蛇の列が瞬時にできる
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左舷側ではスパゲティの振る舞い。
こちらにもお皿を持った船客の長い行列が
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そしてジェノヴァのコムーネフラッグを先頭に、国旗を持ったクルーのマーチが始まる。
インターナショナルパーティーというのだそうだ
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美味しそうだったので、ランチ前にもかかわらず、行列に並んでスパゲティを獲得!
なお、氷の彫刻でつくられたのは、いつもながらのコレでした
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右舷側でも振る舞い!
きょうは「パスタ フェスティバル」。
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こちらも列に並び直して、いただきます
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パスタフェスティバルを楽しんでいるあいだに、かなり束草(ソクチョ)に近づいた。
北との軍事境界線近いこともあるからか、いくさぶねが遊弋する。
ちょっと緊張感が漂う
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韓国第三の高峰・雪岳(ソラク)山がみえてきた。
標高は最高部分で1708メートル
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正午、愚連隊はボッティチェッリに集合し、ランチ。
またまたパスタ注文。
きょうはパスタの日(爆)
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13時、束草入港!
韓国渡航歴はやたら多くなった浪人だが、ここは初の訪問。
オンボロ船が停泊しているのが、旧国際ターミナルだとか。
ロシアのザルビノとのフェリー航路がある
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それにしても旧ターミナルの前にある
「かに道楽」みたいな看板が気になる
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コスタネオロマンチカが停泊したのは、現在建設工事中の新国際ターミナルのある岸壁。
工事中のため、CIQ設備はまだ「かに道楽」前の旧ターミナルにある。
というわけで、下船したら右手に待機してるシャトルバスに乗って旧ターミナルに向かい、
そこで入国審査などを行なう・・となんとも非効率なシステムとなっている。
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ウラジオに続き、下船ではまたまた暴走老人が大爆走!
先にも触れたが、階段ダッシュでおばあさんを突き飛ばすトンデモじいさんやら、
シャトルバスの列で横はいりしようとして愚連隊のメンバーに叱責されるシニアなど、
カオス出現w

まあそんなに慌てても、韓国語も話せない・ハングル文字読めないじゃ、
この地方都市はうまくまわれないのは目に見えているのだが・・・。
といっているうちに無事に韓国入国☆

海外渡航経験豊富なH氏とSじいだが、
意外や意外、韓国の入国はこれが初。
H氏は入国審査の際、パスポートをめくっていた韓国の係員から
「韓国は初めてなんですね?」
と、日本語でビックリされたという。
しかも初めての韓国が
ソウルでも釜山でもなく束草というのもまた珍しい

こちらが旧ターミナルの表玄関
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青地に白抜きのハングル文字は、こう書いてある。
ソッチョハン(束草港)クッチェ(国際)ヨゲク(旅客)トミノル(ターミナル)



自宅の近くからウラジオストクまで船に乗り、
シベリア鉄道に乗って
飛行機を使わない欧州行き。
今回は疑似体験ではあったが、その夢が12年越しに実現した。

しかし、このクルーズにはもうひとつ浪人の夢が託されていた。
それがこの束草行きである。

話は8年前(2009年)にさかのぼる。
以下は浪人ブログの「浪人的プレイバック2009〜シーズン4」から。
http://rohnin1966.at.webry.info/200912/article_12.html

2009年9月には
シルバーウィークという5連休が出現。
浪人は新型インフルの影響でキャンセルを余儀なくされた韓国遠征のリベンジを試みます。

当初、浪人が思い描いていたプランは
鳥取県境港から韓国東海岸の東海(トンへ)に渡り、
北緯38度線に近い束草(ソクチョ)から日本海を横断して新潟に帰るという
「2009年6月に相次いで日本海に誕生した国際航路試し乗り」でした。

しかし、境港〜東海間は、5連休中は満席。
そこで、往路は5月にキャンセルしたパンスター・ドリーム(大阪→釜山)に切り替え。
大人気の境港ルートに比べて、新潟ルートはいとも簡単にチケットの入手に成功し、
大阪〜釜山→ソウル→束草〜新潟
という韓国遠征がシルバーウィークに実現・・・

と思いきや
9月最初の金曜日、束草〜新潟を運航する北東アジアフェリー@新潟から浪人オフィスに連絡が。

なんと、
北東アジアフェリー運休!
とのお知らせで、前日に届いたチケットを送り返していただけますか?ということでした。


こちらが浪人オフィスに1日だけ置かれていた
幻の北東アジアフェリー乗船券
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SOKは束草、KIJは新潟を示すスリーコード。

浪人としては新たに誕生した国際航路に乗るのが最大目的だっただけに
北東アジアフェリーの運休で韓国遠征もすべてキャンセル。


とまあ、このようないきさつが過去にあったものだから
昨年発表されたコスタネオロマンチカのクルーズスケジュールに
「束草」の2文字を発見したときは、
どうしてもこのクルーズにのらなあかん!
と気分がいつになく高揚したものである。

そして、ここ束草には
浪人がぜひ訪れたい場所がいくつかあった。

(続く)

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