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2008年8月某日。 また来てしまいました。 今回は路面電車の万葉線ではなく、 母が運転する車で。 というのも、この夏、母が足を痛めてしまい通院。 でも、やや具合が好転したのを見はからって 「気晴らしにどこかへ出かけてみたい」と母は言いました。 運転なら痛い足を引きずって歩かなくてもいいし、 家に閉じこもって、たまの外出も病院との往復では気が滅入る、とのこと。 そこで浪人が「伏木に行こう!」と。 ウラジオストク行きのルーシ号を見てみたかったし、 なくなるかもしれない、と言われていた小矢部川の渡し舟「如意の渡し」も気にかかっていたからです。 伏木なら母も昨年一度出かけていますし、道もわかるのでこれに賛成。 富山市内から新湊市内を経由し、 なつかしの万葉線・中伏木駅へ。 相変らず映画のワンシーンになりそうな味のある風景です。 万葉ふ頭の改修はまだ終わっていないようで、 今年もまた小矢部川の河口にルーシが停泊していました。 アイトラムの運行は30分に1本の割合。 ちょうどアイトラムが中伏木の駅にやってきました。 如意の渡し、どうやらまだ健在のようす。 万葉の歌人・大伴家持(おおとものやかもち)が射水川(現在の小矢部川)で詠んだ歌が紹介されています。 家持は舟人の歌声に心を大きく揺り動かされたそうですが、 21世紀に生きる浪人は三度乗船したロシア船の姿を見ると 懐かしさと、また乗ってみたいというワクワク感で胸がいっぱいになります。 中伏木側の如意の渡し乗り場。 如意の渡しがなぜ「義経・弁慶ゆかりの地」であるかを説明しています。 如意の渡し乗り場横の空き地から望むルーシ。 ファンネルからFのアルファベットが消えましたね・・・。 浪人が乗っていた頃から、Fがルーシのトレードマークだったのですが残念。 あと、キリル文字(ロシア語のアルファベット)で表示されていた船首部分の「ルーシ」が 「RUS」とラテン文字に変えられていました。 1年ぶりに見る如意の渡し丸。 夏休みということもあって何組もお客さんを乗せて 小矢部川を往復していました。 母が足を痛めているため、今回は乗船を見送りましたが、 まだまだ頑張っている姿を見ることができただけでもよかったー! それにしても2年前に初めてやってきたときは 小矢部川を飛び石のようにポツポツと渡していただけの橋が この夏はご覧のようにほぼ完成。 来年にはここを自動車が通っていることでしょう。 如意の渡しの中伏木側ですが 周囲にはルーシなどロシア船めあての 中古自動車やバイク業者のガレージがいくつかあり、 風情のある万葉線の駅や小矢部川岸とは対照的にかなり殺風景。 たまにその業者と思しき、あまり雰囲気の良くない男たちがこの辺をウロウロ(-_-メ) そして警備のためか、パトカーもしばしば巡回しています。 外国船が出る港町の浪漫と怪しさが同居しています。 さて、伏木側の渡し舟乗り場に行きましょう。 乗り場の上をまたぐように道が。 義経・弁慶像にも橋が写りこんでしまうように・・・。 橋の完成予想図がありました。 これが完成すれば万葉ふ頭へのアクセスもバツグンによくなり 物流面では非常に効果も上がるのでしょう。 如意の渡し舟も伏木港遊覧を行っていますし、 これからは万葉線とタイアップした観光で生き残りを図っていくのでしょう。 JR伏木駅前。 如意の渡しをPRする案内板ができていました。 駅前のポストの上には、ミニ大伴家持像。 万葉浪漫と義経・弁慶で観光地化を図っているようです。 少ないながらも観光客の姿もチラホラの伏木です。 駅の待合室にあった伏木港発着の飛鳥Uチャータークルーズのパンフレット。 韓国の釜山とウルサンを周遊する3泊4日クルーズ。 来年の8月29日から9月1日まで。 お値段は日本最高の豪華客船だけに最低でも10万円をオーバー。 伏木を去る前に、停泊しているルーシ号に肉薄してみました。 船籍がマジュロ(太平洋上に浮かぶマーシャル諸島の首都)になっており、 船尾にもマーシャル諸島の国旗がひるがえっています。 浪人が乗った時代には濃厚だったロシア色がかなりなくなっています。 でも、タラップをあがる男女はまぎれもなくロシア人。 かなり太っていました(^_^;) そして富山市内に戻るべく、再び中伏木側からルーシを眺めます。 まもなくウラジオストクに向けて旅立つルーシ。 いつかはこの船に乗ってウラジオストク、 そして港に隣接する駅からシベリア鉄道に乗ってモスクワ さらにベルリン、パリ、ロンドンあるいはリスボンへと ユーラシア大陸を横断する旅に出たいものです。 母もユーラシアへとつながる港町へのミニトリップで すっかり気分転換ができたようです。 そして、このお盆休みで足の具合も次第に回復していきました。 これで2008年夏の伏木の思い出はおしまい。 ※ルーシ号の運航スケジュール、船内の様子などは下記のサイトでどうぞ! http://fkk-air.toyama-net.com/mihaeru.html |
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