航海作家カナマルトモヨシの船旅人生

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<<   作成日時 : 2008/08/06 10:56   >>

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「おーしゃんさうす」乗船2日目の朝は6:00に眼が醒める。
デッキに出れば青い空、白い雲、紺碧の海。
波の上を船が白い航跡を描きつつ東へ針路を取る。
まさに夏本番を実感させられる爽やかな光景が展開していた。
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スナックコーナーで朝日を浴びながら太平洋を眺めつつ朝食を取る人々。
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浪人の朝ゴハンは100円の「きつねどん兵衛」、そして無料の冷水。
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8:10、四国最東端の伊島が左舷に現われた。
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徳島入港は9:30の予定。いよいよ四国が近づいてきた。
船内には徳島観光をPRするポスターが。
バイクに乗って四国88ヶ所巡りをするシニアの「お遍路ライダー」、
浪人もオーシャン東九フェリーで何人も見たことがある。
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Aデッキ(2階部分)にあるスカイルーム。
スタンダードフェリーにはないカジュアルならではの空間。
ちなみにスタンダードでは、ここはだだっ広い2等和室の座敷が広がっている。
ベッドがあるのに、やっぱり座敷が落ち着くからとここで眠る人もいるようだ。
スカイルームにある枕と毛布が2つづつ。
昨夜そういえばここで一組のご夫妻が過ごしていたっけ。
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フォワードロビー。
ガラス越しに船首に広がる海を眺めることができる。
夜は安全航行のためカーテンで遮られてしまうが、日中はこの通りオープン!
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エントランスホールにある、救命胴衣を着けた女性の胸像。
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おーしゃんうえすとのものと比較すると、
こちらのほうがまだギョッとしない。
http://rohnin1966.at.webry.info/200802/article_2.html
この胸像のすぐそばに無料貴重品ロッカーがある。
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いよいよ徳島港が近づいてくると、フォワードロビーはこのような状態に。
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以前は外部通路に出て前方から徳島の街並が近づいてくる風景をたんのうできたのだが、
今回は「お客様の安全確保の為、徳島着岸作業終了まで外部通路へは出られません」ということで
窓越しの撮影とあいなった。
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海から新町川に入ると左手に木材工業団地が広がる。
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そして右手には新町川にかかる末広大橋、その背後には眉山と徳島市街。
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9:30、定刻ピッタリに徳島入港。
時間におおらかな韓国系フェリーに乗り慣れると、
日本のフェリーの時刻表どおりの運航には驚愕させられる。

韓国、といえば
金沢から釜山、そして釜山から門司と
コリアンがマジョリティーの船を乗り継いできたこともあって
門司港に着いても、そして日本の船おーしゃんさうすに乗っても
周りで話している日本語の会話がすべて韓国語に聞こえるという幻聴状態が続いていた。
それも一晩眠って、ようやく乗船者の会話がきれいな日本語として認識できるようになった(^^ゞ

これまた余談になってしまうが、
浪人がオーシャン東九フェリーのカジュアルフェリーに乗るのはこれが3度目。
過去2回はいずれも東京から乗船し新門司まで行き、さらに韓国に船で渡航した。
※1回目は2002年6月:韓国で行われていたサッカー・ワールドカップ観戦のため小倉からウルサンへ高速船(ドルフィン・ウルサン〜のちに廃止)に向かう
2回目は2004年10月:門司から博多→釜山→ソウル→仁川→青島→上海→大阪と東アジア3国を周遊したとき
今回を含めてオーシャン東九フェリーは浪人にとって東京から北九州にゆくだけではなく
東京と外国をつなぐ船なのだ。
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徳島で下船する徒歩乗船者。
新門司出港時に一緒に夕焼け空を眺めたオジサンもここで下船。
自動車やバイクの乗船者も含めて、徳島で下りる人の数はそれほど多くない。
この航海ではほとんどの人が東京まで船旅をするようだ。
東京まで行く乗客は徳島での一時下船はできないので、船内で待機ということになる。
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まもなく自動販売機の商品補充の物資が積み上げられ、
新門司→東京の船旅は「ハーフタイム」に突入。
なお、ハーフタイムは2時間。徳島出港は11:30の予定だ。

ハーフタイムを利用して浪人は船尾のデッキへ。
天空からは灼熱の太陽光線が容赦なくふりそそぎ、
広々としたデッキはそれを避けるものがない。
ということでデッキに出てきたのは浪人ただ一人。

まずは発泡酒を買って、
持ってきた小型ラジオで地元の放送に耳を傾ける。
その土地ならではの番組やCMを聴くのはけっこう楽しい。
きょうは高校野球の徳島県大会の熱戦が。
おお、日本の夏ですね!
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炎天下のスタンドで酒を飲みつつ野球を見ている気分になり、
カシスオレンジ(150円)とプチポテトコンソメ(80円)を追加購入。
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まもなく南海フェリー「かつらぎ」が徳島に入港してくる。
http://www.nankai-ferry.co.jp/
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南海フェリーのターミナルはオーシャン東九フェリーのターミナルの対岸にある。
せめてオーシャン東九と阪九フェリーのターミナルが隣接する新門司のようにしてくれれば
東京から徳島、そのまま乗りついで和歌山という船旅も気軽にできるのに・・・・。
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明日は「海の日」。
海の日フラッグが気持ちよさげに風にはためく。
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まもなく徳島からの乗船が始まった。
バイク、自転車、自動車の順でスロープをあがってくる。
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2時間の停泊中、炎天を利用して外部通路で洗濯物を干す人も。
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南海フェリー「かつらぎ」が折り返して和歌山へと出港していく。
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そして「おーしゃんさうす」もいよいよ徳島出港。
出港のときは外部通路に出ることができた。
出港作業を眺めることができるのも、この船旅ならでは。
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そして定刻どおり11:30に徳島出港。
デッキで酒を飲みながら高校野球のラジオ中継を楽しみ
南海フェリーの撮影などを楽しんでいるうちにあっという間に2時間が過ぎた。
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さあ、いよいよ「おーしゃんさうす」の船旅も後半に突入である。
(つづく)


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