航海作家カナマルトモヨシの船旅人生

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help リーダーに追加 RSS インターミッション:釜山の2日間

<<   作成日時 : 2008/07/28 11:30   >>

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釜山に上陸した浪人、
国際旅客ターミナルから歩いて地下鉄・中央洞(チュンアンドン)駅に。
ここでソウルゆきのバスが出る高速バスターミナルに向かうEさんとお別れし、
再び地上へ。

浪人が1泊するのはココ。
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今年の4月にオープンしたばかりの東横イン・釜山中央洞。
正真正銘、東横インチェーン178番目のホテル。
http://www.toyoko-inn.com/hotel/00178/index.html

チェックインができるのは16:00から。
浪人がホテルにやってきたのは14:00すぎだったので、
まずはフロントで宿泊料金をキャッシュで支払い。
日本語の話せる女性スタッフに3万5000ウォン(およそ3600円)を支払う。
オープニングキャンペーンとして7月21日まで
日本国籍の宿泊者に限り税抜き3万5000ウォン(最長2泊まで)という安さで泊まれたのはありがたい。

ロビーは日本の東横インと全く変わらない。
無料インターネット(韓国語・日本語・英語)もあり。
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フロントに荷物を預けると、PCでメールチェックをしてから
ちょっと釜山の町を散策することにした。
きょうは制憲節。つまり韓国の憲法記念日。
そういうこともあってか、太極旗が街のあちこちではためいていた。
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まずは中央洞駅から地下鉄に乗る。
いきなり車内で新聞売りが野太い声をはりあげていた。
日本と違って大声でケータイ電話で話す人が多いし、
誰もそれをうるさいと思っていないようだ。
暑い時期とあって半ズボンの男性が多かったが、
例外なく彼らのすねは女性のようにツルツルだ。
すね毛もじゃもじゃなのは浪人くらい。
とまあ地下鉄のヒューマンウオッチングだけでもかなり楽しめる。

まず向かったのは金蓮山(クムリョンサン)。
山という名前がついているが、広安里(クァンアンリ)ビーチの最寄り駅。
釜山のシンボル・広安大橋を今度は陸上から見ようと思ったのである。
ビーチの向こうに橋梁があるという、なんとも不思議な光景を見る。
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空はすっかり真夏の装いだが、海水浴に訪れている人はまだまばら。

しばしビーチでボ〜ゥとして
再び地下鉄で中央洞に戻り、東横インに17:00チェックイン。

部屋の中も日本の東横インそのものである。
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15階にある浪人の部屋から窓の外を眺める。
4時間前に到着した国際旅客ターミナルが見える。
釜関フェリー「星希(ソンフィ)」のファンネルだけがちょこっと見える。
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夕食を取りにチャガルチ市場へ。
ここには久しぶりにやってきたのだが、
なんだかこきたない印象(失礼!)だった市場の建物が
ガラス張りになってすっかりリニューアルしている。
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海に面したボードウォークが、下関の唐戸市場を思い出させる。
18:00を過ぎてようやく暑い日差しを送り続けた太陽もパワーダウン、
夕涼みと焼酎の宴を開く人たちでボードウォークは賑わっていた。

市場のすぐ近くにあるチャガルチビュッフェで
焼肉食べ放題+HITE(ハイト)ビールをいただく。
ホテルでメールチェックしたとき、朗報が飛び込んでいたので
無事に釜山に到着したこととそのお祝いを兼ねいっぱい食べる。
一人で焼肉ができるのがうれしい。
食べ放題&ビールで1万3500ウォン(約1450円)なり。
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ごきげんな気分で再びチャガルチ市場のボードウォクへ。
まん丸お月様が釜山の夜空にぽっかり浮かんでいた。
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ここからPIFF広場を散歩。
もう21:00過ぎということで屋台はほとんど店じまい。
そして「ダイソー」発見!
韓国版「1000ウォン」ショップは大勢の客で賑わっていた。
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翌朝。
東横インのロビーで無料の朝食。
このサービスも日本と同じですな。
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おむすびとキンパッ(韓国海苔巻き)とお味噌汁。
たくあんもあるが、ココは韓国。キムチももちろん付いている。
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日系のホテルだけに日本人の利用者が多いと思ったが、
韓国人の宿泊者もかなり多い。

9:30にチェックアウトし、また荷物をフロントで預かってもらう。
地下鉄で大淵(テヨン)駅に向かう。
外は昨日に引き続きカンカン照りなので、クーラーのきいた釜山博物館で過ごすことに。
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入場料500ウォン。
展示物の前に行くと切り替わる最新式自動案内イヤホン(日本語)が無料で借りられる。
関内は撮影禁止なので、こちらのサイトで内部を堪能ください。
http://www.pusannavi.com/miru/miru.php?id=1002

興味深いのは日本と李氏朝鮮(1392〜1910年)の関係に関する展示物。
豊臣秀吉の朝鮮出兵や
江戸時代の朝鮮通信使
そしていまの龍頭山公園(釜山タワーが建つ)にあった倭館など
かなり詳しく説明されている。

近代室は日本が朝鮮半島を植民地化し、
その時代に釜山がどのような歴史をたどったかがわかる。

すべての展示を見終えて、ロッカーに預けていた荷物を取り出す。
時計もその中に入れていたので、時間を気にすることなく過ごしていたが
あらためて時計を見てビックリ!
13:30とデジタル表示。3時間もここにいたことになる。
どうりでお腹の虫も騒ぎ出すはずである。

地下鉄で西面(ソミョン)へ。
ロッテデパートのそばにあるビビンパ専門店で遅い昼食を取ったのが14:20過ぎ。
エビ石焼きビビンパが4500ウォン(約460円)とリーズナブルにして美味。
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ランチを終え、西面から地下鉄に乗ってチャガルチのトナリにある土城洞(トソンドン)駅で下車。
閑静な住宅地の真ん中にあるのが臨時首都記念館。
チャガルチ市場の隣の駅にこんな記念館があったなんて、
何度も釜山に来ているはずの浪人も恥ずかしながら今回初めて知った。
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この記念館については浪人が説明するよりも、以下のサイトが詳しいのでどうぞ。
http://www.pusannavi.com/miru/miru.php?id=1134

無料で入館できる。
日本人が建設した建物ということで
なんだか懐かしさを覚える雰囲気。
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浪人が金沢を出港する直前、
日韓間で竹島問題が再燃したが
この問題のきっかけをつくったのがこの人であり、
まさにここで決断したのだという。
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かくも国際的に不幸な問題が持ち上がったときに
その起源となった場所に来ているのは浪人ただひとり。
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庭では韓国人のオバサマ方や子供づれが日陰で談笑しているが、
クーラーがきいていない館内に入場するよりはオモテのほうが風も通って過ごしやすいのだろう。

16:00になると映像室で朝鮮戦争時代の釜山を映したDVDの上映が行われることになっていた。
浪人が映像室に行くと管理人の男性が出てくるところで
「DVD?」
と尋ねられたので「ネー(はい)」とこたえる。
すると室内のエアコンのスイッチを入れてくれて、DVDをセットしてくれる。

きのう行ったチャガルチ市場も、有名観光地となった国際市場も
実は朝鮮戦争の落とし子だったのだということがわかる。
10分間の映像を見終え、再び本館に戻り、管理人さんにお礼のあいさつをして
記念館を辞した。

チャガルチ駅で下車し、DVDで50数年前の姿が映し出されていた国際市場を歩く。
日本人観光客の一団がガイドに連れられて歩いており、
店の人たちが日本語で呼び込みを行うという、実に平和な光景が展開していた。

その後、江戸時代に倭館があった龍頭山公園に行き、
東横インに荷物をピックアップに戻ったのが18:00ごろ。
日本人の観光客が大勢チェックインしている最中であり、
これから夕食を食べに行くという楽しそうな日本語があちこちで飛び交っている。

そして浪人はこれから国際旅客ターミナルへ向かう。

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